円型脱毛症

えんけいだつもうしょう

保険診療

症状

後天性脱毛症の中で最も多く、人口の約0.1~0.2%程度の人になると言われています。原因は不明ですが、最近は毛根に対する自己免疫疾患と考えられています。小型の脱毛斑が1~数個できるものや、急速に進行して広い範囲に脱毛斑が拡大するもの、全身の毛が抜けるものなど様々なタイプがあります。甲状腺の病気や膠原病を合併することがあるので、血液検査を行う場合があります。

主な治療方法

ステロイドや塩化カルプロニウム(フロジン液)の外用
グリチロン、セファランチンの内服
凍結療法
局所免疫療法

※重症例ではステロイドの内服や点滴を行う場合がありますが、当院では行っておりません。適切な専門施設へ紹介させて頂きます。